刈谷豊田総合病院
2017 年 127 巻 2 号 p. 137-144
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ロドデノール誘発性脱色素斑とは,メラニン生成抑制物質であるロドデノール2%配合製品の使用部位に生じた脱色素斑をいう.全国疫学調査からは,本症発症と関連性を有する既往歴や職業歴は認めなかった.ロドデノールのパッチテスト陽性率は15%であり,接触アレルギーが本症の直接的な発症要因ではないと考えた.臨床所見のみでは,本症を尋常性白斑と鑑別することは困難である.
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