新潟大学医歯学総合病院
2017 年 127 巻 2 号 p. 145-153
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ロドデノール含有化粧品により脱色素斑が誘発されたという報道から3年が過ぎようとしている.日本皮膚科学会は全国の皮膚科医の協力により3回にわたる全国疫学調査を施行した.その結果,脱色素斑は自然回復する例が多いものの,回復が遅く難治な症例,RD非塗布部に脱色素斑を生じた症例などの存在も明らかとなった.本稿では,すでに本誌で報告した疫学調査結果に沿って脱色素斑の実際の臨床経過や治療について解説する.
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