日本皮膚科学会雑誌
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症例報告
衛星病巣を伴った色素性母斑の2例
山﨑 絵美菊地 克子中嶋 夏磯古舘 禎騎神林 由美相場 節也
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2019 年 129 巻 7 号 p. 1505-1510

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抄録

症例1:33歳,女性.小学生の頃からあった臀部の結節の周囲に小色素斑が多数出現してきた.主病巣,衛星病巣ともintradermal nevusで,リンパ管内に母斑細胞を認めた.症例2:5歳,男児.生後数カ月頃に気付いた左足底の色素斑が2,3歳ごろに増大し,同時期に周囲に黒色斑が多数出現した.主病巣はcompound nevus,衛星病巣はjunctional nevusであった.1例目はリンパ行性の母斑細胞の播種,2例目は複数箇所のmelanoblastの顕在化により衛星病巣を呈したと考えた.

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© 2019 日本皮膚科学会
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