杏林大学
2021 年 131 巻 4 号 p. 671-678
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トリコスコピーを使いこなし,毛髪疾患の診療に活かすために役立つ知識を解説する.トリコスコピー所見は「毛器官の障害」,「毛周期異常」,「毛幹形態異常」に分けて捉えると理解しやすい.この病態別に代表的所見を整理した上で,フローチャートを用いた診断法を紹介する.さらに,疾患合併例や複雑例にも対応可能なフローチャートの活用法「2ステップ法」を取り入れ,症例を提示しつつ診断の実際について述べる.
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