日本大学
2022 年 132 巻 7 号 p. 1637-1643
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乾癬と化膿性汗腺炎はともに炎症を伴う皮膚疾患であり,長期にわたり患者の生活の質を障害する.病態生理の解明に伴い特異的に炎症性サイトカインを阻害する抗体製剤が治療薬として選択できるようになった.乾癬では10種類,化膿性汗腺炎はアダリムマブのみが保険適用となっている.いずれの薬剤も効果が高いが,患者の経済的負担も大きいので,生活の質への影響を考えて使用を検討する必要がある.
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