2023 年 133 巻 13 号 p. 3083-3087
高齢者におけるフレイルの認識は広まりつつある.フレイルの症状として皮膚症状は含まれていないが,高頻度に見られる症状の有無,程度を評価することにより,フレイルあるいはそのリスクを皮膚症状から判断できる可能性がある.そのスキンフレイル(仮称)の概念の確立のために皮膚状態を評価する調査票を作成し,その妥当性を確認する予備的調査を行った.対象者を皮膚科医,主治医,看護師がそれぞれ別個に調査票に基づいて評価し一致度を調査した.結果,3職種間で大きな不一致はみられなかったが,より一致度を高める必要性がある.