2025 年 135 巻 13 号 p. 2583-2593
緩解導入療法中にCMVpp65抗原検査を行った自己免疫性水疱症患者88例を後ろ向きに検討した.CMV再活性化は52例でみられ,1例を除き全例で検査した2016年6月以降でも59例中34例と高率だった.CMV再活性化は65歳以上,ステロイド初期投与量の多い患者,BMIの低い患者,入院2週後のリンパ球数低値および好中球リンパ球比高値の患者に多かった.CMV再活性化の有無で死亡率に差はなかった.自己免疫性水疱症において,リスクに応じたCMV再活性化の監視と適切な治療が生命予後の悪化を防ぐ可能性がある.