東京科学大学
2026 年 136 巻 6 号 p. 1183-1189
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特発性後天性全身性無汗症は若年男性に突然発症し,体温調節障害をもたらすだけでなく,コリン性蕁麻疹や皮膚疼痛症状をしばしば伴い,患者の生活に大きな制約をもたらす.ステロイド治療に反応することから,免疫系の過剰な活性化が病態に関与していることが想定されているが,ステロイド治療に抵抗性あるいは再燃を繰り返す患者も多い.本症の病勢や治療成績は季節の影響を受けることにも留意して診療にあたる必要がある.
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