順天堂大学
2026 年 136 巻 9 号 p. 1593-1598
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好中球は従来,細菌や真菌の排除など感染防御を担う自然免疫の主要な白血球として位置づけられてきた.近年は,獲得免疫応答の誘導や制御にも関与することが明らかになっている.外界に接するバリア組織である皮膚は自然免疫活性が高く,T細胞を中心とした獲得免疫と好中球の相互作用が多くの炎症性皮膚疾患の病態形成に寄与する.本稿では,獲得免疫における好中球の役割と,重症薬疹・乾癬・皮膚エリテマトーデスにおける好中球の関与について概説する.
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