日本皮膚科学会雑誌
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各種皮膚疾患に對するアゾ化葡萄状及び連鎖状球菌蛋白皮内反應
加藤 祐二
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1957 年 67 巻 2 号 p. 91-

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抄録
Frank Billings(1912)が病巣感染の説を唱えてより各種疾患と病巣感染との關係が諸家によつて注目され,Ayers及Anderson(1936)が皮膚疾患に於て病巣感染と關係のある事を指摘した.然かも病巣感染がアレルギーの發症機轉上重要な役割を演じている事例は今日では疑のない所である.しかし從來病巣感染の診斷法として皮膚反應及び血清反應等が試みられているが孰れも余り芳しい結果は得られていない.偶々伊藤,越村及び柿下はツベルクリン反應につき,オルトアミノフエールアゾ蛋白としてツベルクリンを製作し,その成績がツベルクリン原液に比し遜色なく,1)製法の容易な事.2)等力價のものが得られること.3)高い力價を有し安定なこと.4)乾燥状態となし得ること.5)毒性が非常に少い事等を擧げて推奨して居る.余はこれに倣つて連鎖状球菌及び葡萄状球菌のオルドフェノールアゾ蛋白を製し,各種皮膚疾患に對しツベルクリン型遅延皮内反應を行い,病巣感染の判定に相當信頼するに足る成績を得た.
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© 1957 日本皮膚科学会
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