日本皮膚科学会雑誌
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膠原病におけるフエニールアラニン,チロジン中間代謝の研究 膠原病患者尿中2, 5-Dihydroxyphenylpyruvic acid lactone の研究1 1次元上行性ペーパークロマトグラフイーによる尿中2, 5-Dihydroxyphenyl pyruvic acid lactone の定性
川崎 晃彦
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1959 年 69 巻 8 号 p. 731-

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抄録
我々は既に各種膠原病患者尿中にフェニールアラニン,チロジンの仮想的中間代謝物とされている2,5-Dihydroxyphenyl pyruvic acid (2,5-DHPPA)が絶えず且つ特異的に排泄されていることを1次元上行性ペーパークロマトグラフィーによって証明し得た1)~5).更にフェニールアラニン,チロジンの一般中間代謝物の尿中排泄量にも膠原病に可なり特異的な異常が存すること6)~8)、L-チロジン負荷が各種膠原病の臨床症状及び臨床諸検査成績を増悪させるか,フェニールアラニン,チロジン減食餌療法は反対臨床症状及び諸検査成績に好影響を与えたことを報告した9)~11).しかし2,5-DHPPAの1次元上行性ペーパークロマトグラフィーでは他にまぎらわしい蛍光を発する斑点が存するため熟練しなければその判定に苦しむ場合かあった.
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© 1959 日本皮膚科学会
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