日本皮膚科学会雑誌
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Majocchi氏血管拡張性環状紫斑の巣治療による治験
和田 黎吾佐藤 和三
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1966 年 76 巻 6 号 p. 331-

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抄録
Majocchi氏血管拡張性環状紫斑は,難治の慢性皮膚疾患の一つに数えられている.本症の発症病理機転としてはAyres & Andersonによつて巣感染説が唱えられ,本邦では伊藤,若林及び五十嵐らがこれに賛している.事実,慢性感染病巣と本症との併存や前者を処置することによつて本症を治癒せしめえた例も観察,報告されている.しかし,あらかじめ巣を策定し,原病巣の処置,摘出の適応を考慮したうえでの本症の巣治療に関しては,本邦では立花の報告に接するのみである.
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© 1966 日本皮膚科学会
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