日本皮膚科学会雑誌
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3H-thymidine Autoradiographyによる表皮増殖についての知見補遺 第2編 動物実験的研究
五十嵐 靖雄
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1967 年 77 巻 4 号 p. 229-

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抄録
余は第1編において3H-thymidine autoradiographyにより人につき表皮角化を中心に,胎児をも含め正常並びに病的角化,紫外線照射,角層剥離時の表皮における細胞の増殖並びにlife-spanについて記述した,ここでは更に純系雄白色成熟モルモットを用い,余が考按した3H-thymidine局所標識法によつて,紫外線照射並びに角層剥離時の外に,methylcholanthrene塗布,Arthus現象惹起,皮膚切創の表皮におけるDNA合成細胞の分布並びに一部で表皮細胞のlife-spanを検索した.既に第1篇の文献概要の項に記した如く,動物についてこの種の研究は割合最近ではあるが,専ら全身標識法により比較的多く報告されているが,局所標識法による研究は余のArthus現象惹起表皮における報告(1965)に前後してWeinsteinの豚表皮における報告がみられるにすぎない.因みにautoradiographyの実施法は第1篇に同じく,又紫外線照射その他の実験方法は以下各項成績の冒頭に記してある.
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© 1967 日本皮膚科学会
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