抄録
汎発性白皮症メラノソームについて,通常電顕的方法並に電顕細胞化学的にはドーパオキシダーゼ,パーオキシダーゼ抗体法を用いて観察を行なった.症例3例中2例はメラノソームⅡ,Ⅲ,Ⅳが,1例はメラノソームⅠと少数のメラノソームⅡが認められた.ドーパ反応は全症例に陽性メラノソームを認め,ここに検索した3例ともに汎発性白皮症メラノソームにチロジナーゼ活性は存在することが分った.メラノソームⅠについては,パーオキシダーゼ抗体法(メラノソーム抗体法)を用いて同定した.汎発性白皮症メラノソーム形態は3例中2例正常形態で1例は異常形態を示した.又正常メラノソームモデルには柿の実のような形が想像された.