宮崎医科大学皮膚科学教室
鹿児島大学医学部小児科学教室
1979 年 89 巻 5 号 p. 339-
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本邦最初の滴状乾癬の家族例(姉II歳,妹7歳)を報告した.姉妹とも慢性扁桃炎を認め,尿蛋白陽性で,感冒(咽頭痛著明)に罹患後,滴状乾癬を発症していることなどにより,病巣感染を考え両側扁桃摘除術を行なった.術後姉妹とも皮疹の改善が顕著で,尿蛋白も陰性となった. 両親と姉妹の HLA 抗原のタイピングを行ない,乾癬患者に高頻度に出現する A1 と B37 が母親と姉妹に haplotype で確認された.
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