東京都立府中病院皮膚科
1980 年 90 巻 10 号 p. 893-
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Xerox 125 system を用いて,皮膚および皮下腫瘤のみられた17例と陰茎結核疹の1例について検索した.その結果,表皮嚢腫,脂肪腫,石灰化表皮腫,いわゆる混合腫瘍,外毛根鞘嚢腫,多発注毛嚢嚢腫症などでは,腫瘤の辺縁像を,陰茎結核疹では石灰化部位を鮮明に描出できた.本法は非観血的に,皮下腫瘤の大きさ,位置に他組織との関係や性質を知り得る有用な診断手法の1つと考えられる.
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