日本皮膚科学会雑誌
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Lichen myxedematosus 第Ⅰ報 肝障害随伴例の統計的考察とmelphalan奏効例
佐久間 満里子
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1984 年 94 巻 13 号 p. 1521-

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抄録
肝障害を随伴し,広範囲に典型的な皮疹を有したLichen myxedematosusの1例を報告した.肝組織は慢性肝炎非活動型を示し,酸性ムコ多糖類の沈着は認めなかった.血清M蛋白は伴わなかったが,melphalanによる臨床的,組織学的な有効性を認めた.肝機能は皮疹の改善と共に軽快傾向を示した.また本邦報告例についてparaprotein,肝障害の随伴頻度およびその肝障害の肝機能検査値の性状を検討し,本邦例ではparaproteinに比して肝障害がより高率(特に男子において)に随伴していることをみた.また皮疹にアルコールの関与が疑われる症例も散見されたが,肝機能検査上は随伴する肝障害をアルコール性肝炎と推測することはできなかった.
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© 1984 日本皮膚科学会
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