デサントスポーツ科学
Online ISSN : 2758-4429
Print ISSN : 0285-5739
研究論文
小学校水泳授業における保温水着着用の基準設定-環境条件および身体特性を考慮して-
若林 斉, 新井 清司, 仙石 泰雄, 金田 晃一, 野村 武男
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2008 年 29 巻 p. 64-70

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抄録

本研究は,小学校水泳授業における児童の温冷感を,環境条件・身体特性・水着条件の複合的な影響を考慮して評価し,温冷感に基づく保温水着着用の基準条件を示すことを目的とした.小学校高学年児童68名を対象に8回の水泳授業を行い,温冷感(TS)を従属変数とし,環境条件,身体特性,水着条件の3要因を独立変数として重回帰分析を行った.その結果,水温(Tw),水着条件(Suit)および身体特性(体表面積/体重:SA/BWまたはBMI)を説明変数とする2つの重回帰式(温冷感予測式)が得られた(TS = 0.58Tw + 1.21Suit -126.2SA/BW -11.3,TS = 0.58Tw + 1.21Suit +0.139BMI -17.8).温冷感予測式を基に水泳授業時の温熱的快適範囲を示した.また,保温水着着用基準として身体特性と水温の関係式を示した(Tw = 217.3SA/BW + 18.6,Tw = -0.24BMI + 29.9).

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© 公益財団法人 石本記念デサントスポーツ科学振興財団
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