信州大学 [日本]
スキノス東御研究所 [日本]
東北医科薬科大学 [日本]
2024 年 45 巻 p. 177-181
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我々はこれまでに熱中症の危険を予知するためのウエラブル小型発汗計を開発してきた.今回の研究では,発汗によって生じる血液濃縮度を血液・尿検査と血液バゾプレシン濃度測定を用いて定量的に評価し,熱中症の危険を告知する時点の決定方法を開発し,その時点の正確度合いについて枯渇感を自己申告出来る装置を開発して検証した.その結果,温熱性発汗量,血液濃縮度,枯渇感,血中バゾプレシン濃度の変化から熱中症発症の危険度を推定出来る事を実証した.
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