日本デジタルゲーム学会 夏季研究発表大会 予稿集
Online ISSN : 2758-4801
2023 夏季研究発表大会
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ゲーミフィケーションとシリアスゲーム(セッション9)
社会課題ゲーミフィケーションの社会実装の考察
- スマホでポーカーラリーの事例 -
*加納 英樹*東 善朗*荒木 咲良
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 150-153

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抄録
近年,教育ゲーミフィケーションがますます人気を集めている.その目的は,健康,仕事,メディアなど,さまざまな分野で人々の考えや行動を変えることである.一方,社会課題に対して実際に行動変容を促すためのゲーミフィケーション(以下,社会課題ゲーミフィケーション)も存在するが,研究は進んでいないと言われている.本研究の目的は,社会課題ゲーミフィケーションを社会実装するために必要な要件を明らかにすることである.「スマホでポーカーラリー」の開発や試行を行った結果,一からゲームを作る必要はなく,既存のゲームルールを使うだけでも行動変容が期待できることがわかった.
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© 2023 日本デジタルゲーム学会
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