日本デジタルゲーム学会 夏季研究発表大会 予稿集
Online ISSN : 2758-4801
2024 夏季研究発表大会
会議情報

ゲーム文化(セッション4)
賭け将棋のハンディキャップと平等
*松元 一織
著者情報
会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 67-68

詳細
抄録
将棋には江戸期から確立している公式的なハンディキャップ「駒落ち」が存在している。昭和後期には、将棋賭博を専業とする者が現れ、将棋が賭博として用いられるようになることで、駒落ちとは異なる、賭け将棋独特のハンディキャップが考案された。公式のハンディキャップ「駒落ち」と賭け将棋でのハンディキャップとを比較し、その歴史的背景と表象される平等の捉え方の差異を明らかにする。
著者関連情報
© 2024 日本デジタルゲーム学会
前の記事 次の記事
feedback
Top