2015 年 25 巻 p. 117-122
広島大学でAO入試を開始して10年,この間,導入当初の制度設計から変更した点もあれば,現在に至るまで変わらない点もある。大学入試センター試験を課す入試方式(AO入試Ⅱ型)への移行や入試期間の短縮等当初から変更した点は,より適切な入試制度として変更が求められたものであり,入試時期等当初からずっと変わらなかった点は,本学のAO入試制度として適切であったものと言える。このような観点からの入試制度の検証と入学者の学業成績の追跡調査等から,現時点での本学AO入試の成果と課題をまとめる。