新潟大学では2016年度から高大接続推進部門を設置し,入試広報の改善,入学者選抜の改革,高大接続の強化を図っている。18歳人口の減少が危惧されるなかで,志願者の安定的確保を目的とした入試広報活動の重要性は一層高まるものと考えられる。本稿では,新潟大学における2016年度新入生を対象とした入試広報アンケートの結果をもとに,受験生が志望校を選ぶ上で,影響を受けた人物・利用した広報媒体・重視した特徴について検証し,本学における入試広報に対する今後の課題について考察し,高校教員のなかでも担任・副担任の先生の影響の強さや教育産業等のウェブサイトが受験生への主たる情報源の一つとなっている可能性などが示唆された。これらの結果を今後,入試広報の改善を行う上での一助としたいと考える。