2018 年 28 巻 p. 147-153
佐賀大学では,高大連携活動までを一体的に捉えた高大接続改革モデルを検討しており,その取り組みの1つが「継続・育成型の高大連携カリキュラム」の開発と実施である。この特徴は,「継続的なカリキュラム」「アクティブ・ラーニング」「リフレクションを前提としたプログラム」「ポートフォリオの作成と学習活動の保証」である。同カリキュラムの1本目として教育学部が中心となって行う「教師へのとびら」を実施し,完成年度を迎えた。本稿では,「教師へのとびら」のプログラム内容や実績とともに,受講者が作成したポートフォリオから読み取れる意識の変容,修了者に対する聞き取り調査を通して得られた効果や課題について報告する。