2024(令和6)年1月1日,能登半島地震が発生した。被災地に最も近くに位置する国立大学の富山大学において,地震による直接的な被害は少なかったものの,一般選抜における志願者動向に大きな影響があった。富山大学の令和6年度一般選抜の志願者数は前年度から1,248人減少し,過去19年間で最少の志願者数を記録した。前期・後期ともに全国から志願者が減少,特に3大都市圏からの出願減少が目立った。ただし,富山大学を構成する9学部それぞれが異なる事情があり,地震によって一律に全学部の志願者が減少したわけではなかった。なお,被災地である能登半島に位置する高校から富山大学への志願者数・入学者数に,大きな変動は見られなかった。