大学入試研究ジャーナル
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個別入試における問題作成の手引きの必要性に関する認識
――大学の入試担当者へのアンケート調査を通して――
椎名 久美子荒井 清佳伊藤 圭桜井 裕仁大塚 雄作
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2025 年 35 巻 p. 79-86

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抄録

共通テスト利用大学を対象に実施した調査から,入試問題作成の手引き(「手引き」と略記)がすべての試験において各年度の担当者に引き継がれている大学が約4割ある一方で,まったく引き継がれていない大学や状況不明の大学が約3割あるという状況が明らかになった。全体としては「手引き」の必要性は高いと認識されているが,学部数の少ない大学に所属する回答者には「手引き」がなくても過去に出題した問題を参考にして作成可能と考える傾向がみられる。問題のタイプ別では,教科・科目別試験のほうが,汎用的な能力を評価するタイプの試験よりもやや強く「手引き」の必要性が認識されている。

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