クワハラ動物病院
2002 年 11 巻 2 号 p. 89-92
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甲状腺機能亢進症の猫において、高血糖を伴わない尿糖、血清無機リンと血清カリウム濃度の低下を伴う尿無機リン分画排泄率と尿カリウム分画排泄率の増加、α1およびα2グロブリン分画を主体とした尿蛋白の排泄増加等、Fanconi症候群様の近位尿細管機能異常所見が認められた。抗甲状腺剤の内服による治療を行ったところ、体重、尿のNAG指数、尿カリウム分画排泄率、尿蛋白は血清T4濃度の動きに伴って変化した。
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