岐阜大学応用生物科学附属動物病院
ライオン商事株式会社
2006 年 15 巻 3 号 p. 73-78
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キトサンオリゴ糖15mg/kg/日を犬に投与したときの糞便細菌叢および免疫応答の変化を調べた。投与2週間後,ビフィズス菌は有意に増加し,クロストリジウムは有意に減少した。CD4陽性リンパ球/CD8陽性リンパ球比は有意に増加した。一方,オリゴ糖投与6週間後,血清中および糞便中IgA濃度はともにオリゴ糖投与群とコントロール群との間に有意差は認められなかったが,ビフィズス菌の増加,クロストリジウム減少などからイヌにおいてキトサンオリゴ糖の有用性が示された。
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