ふくま獣医科病院 [日本]
2022 年 31 巻 3 号 p. 102-1105
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4歳齢のフレンチ・ブルドッグで体表リンパ節の腫大を認めた。リンパ節の病理組織検査によりび漫性小細胞型B細胞リンパ腫(DSBCL)と診断した。CHOP療法による化学療法を実施したところ良好な反応を示し一時完全寛解に達した。その後は2度の再燃を繰り返し,第489病日に死亡した。DSBCLは小細胞型リンパ腫であるが,臨床的に高悪性度リンパ腫として治療すべき疾患と考えられた。
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