愛媛県農業試験場:(現)愛媛県農林水鹿部農業振興局農業経営課
2004 年 75 巻 4 号 p. 493-495
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露地ホウレンソウの安定生産と環境負荷低減を目的に,効率的施肥技術として被覆肥料を用いた側条施肥の効果について検討を行い,以下の結果を得た.1)被覆肥料を用いた側条施肥法では,窒素利用率,生育および収量が窒素施用量を30%削減しても全面全面施肥の速効性肥料や被覆肥料に比べて高かった.また,硝酸態窒素溶脱量は全面全層施肥より低かった.2)このことから同施肥法は作物吸収特性に合って窒素利用率を向上でき,かつ下層への溶脱を低減できる効率的施肥技術であり,窒素施用量は30%まで削減できると推察された.
土壞肥料學雜誌
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