抄録
キキョウ (Platycodon grandiforum) のin vitro繁殖が, サイトカイニンを添加したMSを基本とする培地上で, 切断した茎および分離した側枝を繰り返し培養することで試みられた.4.4μMの6N-benzylaminopurine (BA) を添加した培地で, 15日ごとに3.3倍の増殖率が得られた.これらのin vitroの外植体から伸長した苗条は, 0.49μM 3-indolebutyric acid (IBA) を添加したMS基本培地で発根可能であった.ほとんどの植物体は順化活着し, これらはすべて温室で開花した.