抄録
オミナエシ (Patrinia scabiosaefolia) のin vitro増殖が, サイトカイニンを添加したMSを基本とする培地上で試みられた.4.4μMのbenzyladenine (BA) を添加した培地で, 切断した茎および分離した側枝を17日ごとに, 継代培養することで各世代にっき2.7倍の増殖率が得られた.これらのin vitroの外植体から伸長した苗条は, 0.49μM3-indolebutyric acid (IBA) を添加したMS基本培地で発根可能であった.ほとんどの植物体は順化活着した.