生物環境調節
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Cymbidiumの開花生理に関する研究
(第1報) シュンランの開花におよぼす気温の影響
沢 完志佐 誠鳥潟 博高
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1967 年 4 巻 2 号 p. 34-38

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抄録
愛知県産のシュンランを用いて, その抽苔開花に関する研究を行なった.
1) シュンランの開花は高温 (20~30℃) で促進された.しかしその際, 花梗の伸長は認められず, 夜温が高い場合 (20℃以上) には花蕾は枯死した.
2) 11月より60日間5℃の低温処理をした後, 温室に搬入することにより1月に正常な開花がみられた.すなわち, 低温処理と抽苔とは密接な関係のあることが確かめられた.しかし, 30日間の低温処理ではその効果が認められなかった.
ジベレリン (10, 50, 100ppm) , およびIAA (10ppm) の葉面撒布, あるいは, エチレンクロルヒドリンの24時間気浴などでは, いずれも開花は促進されなかった.
3) 16時間の長日処理も開花促進には何ら影響が認められなかった.
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© 日本生物環境工学会
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