抄録
ササユリ (Lilium japonicumThunb.) のりん片から再生した子球を鉢上げして120日間ガラス室で栽培管理し, 用土が子球からのりん片葉, 根および子球の発育などに及ぼす影響を検討した.パーライト, バーミキュライトおよび腐葉土を材料として混合した用土に元肥として化成肥料を用い栽培した結果, 出葉は各区とも栽培約2週間に認められた.供した用土のうちパーライトとバーミキュライトを等量混合した用土が葉および根の生育に最も効果が認められ, 子球の肥大も大盛であった.他方腐葉土+パーライト用土は葉および根の生育が悪く, 子球の生育も劣った.