法政大学
2013 年 92 巻 p. 47-63
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本稿は,「教育困難校」と称される大阪府内の公立3高校でのインタビュー調査に基づき,それぞれの学校のカリキュラムの違い(普通科,専門学科,専門コースを有する普通科)にも着目しつつ,教育困難の様相とその背景,キャリア支援上の諸問題を実態的に明らかにすることを目的とする。そのことを通じて,各高校での熱意ある取り組みや教職員による努力にもかかわらず,そうした次元を超えて,今日の高校教育システムが直面している限界状況を明らかにすることが課題である。
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