抄録
地域幸福度(Well-Being)指標は,デジタル田園都市国家構想下で利用されている公式指標である。この指標は,「スマートシティを導入すると,どのように市民の暮らしやすさが向上し,どのように市民とその家族や地域コミュニティの幸福感が高まるのか」が分からないという市民の生活実感に応えることを主眼に生まれたもので,市民の幸福度や生活満足を測定し,またそれらを構成する 24 の因子を主観と客観の両面から説明する構成となっている。現在までに,総合計画やまち・ひと・しごと創生総合戦略策定への利用やウェルビーイング予算編成等の先行事例が生まれており,今後,さらに多くの自治体による積極的な活用が期待されている。