抄録
ネイチャーポジティブに向けて,企業の情報開示などの仕組みができつつある。企業の生物多様性オフセットへの関心も高まり,この度,民間団体が,生物多様性ネットゲイン認証制度を策定した。この認証制度の概要を紹介するとともに,環境アセスメントとの連携について考える。また,一定の地域内での累積的影響等への対応の観点からの取り組みも重要となっており,環境アセスメント学会で議論・検討されている「エリア対応アセス」についても紹介する。これらを始め,地域ベースでのネイチャーポジティブに向けて環境アセスメントに期待される役割を考える。