抄録
従来の平面基板に流路を作製するマイクロ流体デバイス手法に対し、基板に垂直な流路を持つ多機能フィルターを用いたマイクロ流体の垂直操作を提案し、これにより従来の手法での微細化に伴う問題点を回避する道を見出した。また、マイクロ流体デバイスを用い,試薬を反応・合成するためには,流体がすばやく均一に混ざることが重要である.このために今回、フィルターの構造を利用した効率の良いミキシング手法のひとつとして交差流路形状のフィルターによるミキシングを提案する。数値流体力学(CFD)解析による流体送液の可能性及び流体挙動の特性の確認を行った。