抄録
次世代の義肢の開発においては,義肢に加えられた触覚や圧覚などの感覚を電気信号と捉え再び感覚として生体に呈示するとともに,人間の手のような動作をする義手などの実現が期待されている.また,これらを実現する方法として,生体の神経系と義肢の神経系を担うものを直接結合する方法が考えられている.このような応用を実現するためには,神経への情報入力方法の検討と,適切な入力信号の決定方法の検討が不可欠である.そのため、マウスを用いて脳の電位を測定し,一本の感覚神経からの刺激信号と生成される感覚との関係を調べる為の小型でフレキシブルな神経電極の作製を行っている.