抄録
プリント配線板の設計ツールや手法は効率化が進められているが、配線設計の検図作業においては、未だ従来手法が多く用いられており、配線設計の高難度化に伴い、この検図作業が配線設計期間短縮の障害となっている。本稿では、特に高速信号を扱うプリント配線板の、検図作業効率化のために開発したツールを紹介する。これは、従来のツールおよび手法では困難である、ドライバ-レシーバ間に複数ネットが存在する場合の、配線長などが規定範囲内であるかの検証を瞬時に実行する機能、回路設計者と配線設計者が、同一画面を共有し、リアルタイムに双方向のコミュニケーションを実現する機能などを持つ検図支援ツールである。