エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集
第25回エレクトロニクス実装学術講演大会
セッションID: 9C-02
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第25回エレクトロニクス実装学術講演大会
プリンテッドデバイスのための電極の仕事関数制御
*吉田 学末森 浩司植村 聖星野 聰高田 徳幸小笹 健仁鎌田 俊英
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抄録
全印刷ダイオードや太陽電池、エレクトロルミネッセンス素子等を生産するには、電極の仕事関数の制御が不可欠であるが、今までに印刷電極での仕事関数制御についての研究例は少ない。それゆえ、我々は、加圧アニール法を開発し、低仕事関数電極を印刷で作製することを試みてきた。銅と亜鉛を混合した金属ペーストを用いて印刷電極を作製し、加圧アニール処理を施したところ、銅と亜鉛の混合比の調整により、仕事関数を3.8eV~5.0eVまで制御できることを確認した。銅や亜鉛は比較的低価格の金属であるため、大面積フレキシブルデバイスの印刷形成等への応用が期待される。
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© 2011 一般社団法人エレクトロニクス実装学会
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