抄録
貫通電極を形成したチップ間の接続技術として,常温かしめ接続技術を開発中である。これまでにAuバンプを形成したチップをかしめ接続で積層し,チップ上に配置したトランジスタが正常動作することを確認した。本報告では,低コストやプロセス汎用性に有効なCuバンプに変更した場合の適用可能性について検証した。 Cuの貫通電極とバンプを形成したウェハを積層して,両ウェハの配線パターンと接続部からなるデージーパターンを形成し,デージーパターンの電気抵抗からかしめ接続部の接続抵抗を算出した。算出した接続抵抗は平均0.085Ωであり,かしめ接続を適用することで、常温レベルでCu電極同士を接続できる見通しを得た。