抄録
近年、熱交換器分野では、素材価格の高騰を受けて、現行の銅(Cu)に替わって安価で軽量なアルミ(Al)材の導入検討がなされている。これまでAlの接合には一般にトーチ、炉中ソルダリングなど腐食性の強いフッ酸などを含むフラックスを用いた接合方法がとられてきたが、このフラックスは使用後の洗浄が必須であり、完全に除去されない場合、腐食の原因ともなる。 そこで、本報ではAlにフラックスレスで直接はんだ接合可能なUSはんだ接合について、接合パラメータ(部材(Cu/Al)、温度、US印加時間、USホーンとAlサンプルの距離)を変えた場合のはんだ接合状態について基礎検討をおこなったので報告する。