日本液晶学会討論会講演予稿集
Online ISSN : 2432-5988
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2006年 日本液晶学会討論会
セッションID: 1A12
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青色相のフォトニック構造を利用した低しきい値レーザー発振
*城田 幸一郎吉村 雄一河田 聡
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抄録
液晶分子が数百nmオーダーで周期的に配列すると、フォトニックバンドギャップ(PBG)が形成される。本研究では、フォトニック構造を高次元化することにより発振しきい値の低減を図った。そのために屈折率が3次元的に変調する青色相を利用した。BP I相のPBGは、中心波長592nm、バンド全幅10nmであった。そこで、PBG付近に発光ピークをもつ蛍光色素をドープし、フェムト秒OPAシステムにて励起した結果、低しきい値のレーザー発振を得た。
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© 2006 日本液晶学会
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