日本内分泌学会雑誌
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ヒトProlactin Radioimmunoassayのにおける新しい試み (第1報)
田村 茂田谷 一善五十嵐 正雄
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1973 年 49 巻 3 号 p. 577-579,569

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抄録
Jqcobs等の方法によるとヒトプロラクチンのRadioimmunoassay法を更に改良, 簡便化した.標準品として, Jacobs等が患者血清を使用しているのに対して, 私共は純化ブタプロラクチンを使用した.純化ブタプロラクチンのDose Respose Curveは稀釈ヒト血清と平行する事が証明された.Jacobs等の方法は標準血清をBioassayで力価を測定する必要があるが, 私共の改良法によれば直ちに国際単位で結果を表示できる.
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© 一般社団法人 日本内分泌学会
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