大阪大学大学院工学研究科電気電子情報工学専攻
2014 年 7 巻 4 号 p. 317-325
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スーパバイザ制御は,与えられた論理的な制御仕様が満足されるように,対象である離散事象システムの振舞いを制限する制御手法である.その特徴は,制御器であるスーパバイザによって禁止することができない不可制御事象を陽に考慮するところにある.本稿では,言語の可制御性に基づくスーパバイザの存在条件,最大許容スーパバイザの構成法といったスーパバイザ制御の基礎理論だけでなく,不可制御事象とその影響,対象システムと制御仕様のモデル化についても解説する.
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