Experimental Animals
Online ISSN : 1881-7122
Print ISSN : 0007-5124
ラット育成コロニーでみられたTyzzer病
伊藤 豊志雄鍵山 直子
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1985 年 34 巻 1 号 p. 85-88

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抄録
ラット育成施設においてTyzzer病の流行が認められた。感染率および肝病変の有無を目安にした発病率はそれぞれ36~80%, 5~30%であった。発病ラットの肝臓から分離されたTyzzer菌はラットを用い継代中である。このTyzzer菌はラットに経口投与, cortisoneを併用することにより, 感染肝中に多量の芽胞 (106~107/g) を形成した。
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© 社団法人日本実験動物学会
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