Experimental Animals
Online ISSN : 1881-7122
Print ISSN : 0007-5124
ドライアイスを用いた有色マウスの永久標識法
大和田 一雄
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1991 年 40 巻 3 号 p. 395-399

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抄録

有色マウスの永久個体識別法として, ドライアイスを用いた冷凍標識法を試み, 良好な結果を得た。本法は, 直径5-8mmのドライアイス片をマウスの皮膚に10秒間押しあてるだけで, 処置後約3週間で処置局所に発育した白い毛のスポットを肉眼で観察できるようになり, これによってそれ以降永久に個体を識別することが可能である。有色マウスにおける白色スポットは極めて鮮明であり, 従来の方法に比べて各個体の識別がはるかに容易であった。ドライアイス10秒処置では, 動物の処置局所並びに全身状態に及ぼす影響は認められなかった。

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© 社団法人日本実験動物学会
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