2014 年 50 巻 8 号 p. 772-777
日本在宅薬学会は2009年12月に,医師でもある狭間研至理事長により,薬剤師の職能拡大・薬局の機能拡張を通じて多職種連携・情報共有を基盤とした超高齢社会における新しい地域医療システムを構築し,広く社会に貢献することを目的として設立された.現在の会員数は1,197名(2014年6月3日現在)に成長した.会員は薬局薬剤師を中心に,病院薬剤師,薬系大学臨床教員や企業などの幅広い職業の薬剤師によって,本学会が目指す薬剤師の高水準の知識と技能を研鑽する場を提供している.