ファルマシア
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ミニ特集 話題
免疫チェックポイント阻害薬の服薬指導/副作用管理の実践
篠原 旭
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2017 年 53 巻 10 号 p. 970-972

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抄録
がん免疫療法は,がん免疫チェックポイント阻害薬(ニボルマブ,ペムブロリズマブ,イピリムマブ等)に有効性が示されて以降,新たながん治療として注目されている。しかし,免疫チェックポイント阻害薬は,従来までの抗がん薬と異なった作用機序であり,これまで経験のない免疫関連有害事象が出現する。そのため今まで以上に患者へのフォローや,患者教育が重要であり,薬剤師が果たす役割は大きい。そこで本稿では,副作用管理や服薬指導の実際についてお示しする。
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© 2017 The Pharmaceutical Society of Japan
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